ものべみらい・ものがたり

私たちが活動する「ものべがわ地域」は、高知県中部の3つの市(南国市、香南市、香美市)から構成されています。この地域は、海、山、川の自然がギュッと詰まった場所です。中心を流れる「物部川」は、母なる川として、高知県最大の香長平野に恵みをもたらし、太古から人が大地を耕し、様々な農作物をつくり、暮らしてきた場所です。そのひととき、ひとときには、暮らす人々の「家族のものがたり」が紡がれ、様々な歴史や文化、景勝地として受け継がれてきました。

そんな中、地域の人々が力を合わせて、観光地づくりをしていこう、と活動が始まります。
  • 「高知県観光活性化ファンド」設立
    「高知県観光活性化ファンド」設立
    高知県、四国銀行、地域経済活性化支援機構(REVIC)により 「『高知県における観光による地域活性化』に関する連携協定」が締結。
    同月、四国銀行、地域経済活性化支援機構(REVIC)等により「高知県観光活性化ファンド」が立ち上がり、物部川地域をパイロット地域に選定し観光地域づくりが開始された。
  • 「物部川地域における広域観光基本計画」策定
    物部川地域における①「DMO※1を中心とした面的観光活性化」と②「DMC※2を中心とした個別観光スポットの強化」を両輪とした「広域観光基本計画」が、高知県、3市、四国銀行、地域経済活性化支援機構(REVIC)の共同で策定される。
    ※1DMO:Destination Marketing/Management Organization 観光地域づくり法人
    ※2DMC: Destination Marketing/Management Company 観光地域づくり会社
  • 「物部川DMO協議会」を発足
    「物部川DMO協議会」が発足 
    四国銀行や地域経済活性化支援機構(REVIC)が中心となり、県、3市、地域の観光事業者、観光協会、商工会、高校、大学、交通機関等21団体が加盟する広域観光ネットワーク組織「物部川DMO協議会」が面的観光活性化を担うべく発足。3市の産官学金が観光地域づくりにおける議論をスタート。
  • 「㈱ものべみらい」を設立
    「㈱ものべみらい」が設立 
    高知県観光活性化ファンドの100%出資によって、「㈱ものべみらい」が設立。「観光振興」と「6次産業化」をテーマにした、日本初の「事業持ち株会社型(ホールディング型)DMCモデルの構築」を目指して、船出。
  • 「㈱香北ふるさとみらい」子会社化
    「㈱香北ふるさとみらい」子会社化 
    ものべみらいにより、香美市の第3セクター「㈱香北ふるさと公社」の普通株式のうち、香美市所有持ち分の大部分を引き受け、子会社化。「ピースフルセレネ(のちの「ザ・シックスダイアリーかほくホテルアンドリゾート」)」のリニューアルを命題としたマーケティング会社としてスタート。この時、同社の商号が「㈱香北ふるさとみらい」に変更。
  • ものべみらいが、香美市宛に第3者割当増資を実施
  • ものべみらいが、香南市及び公益財団法人龍河洞保存会宛に第3者割当増資を実施
  • 「㈱龍河洞みらい」を設立
    「㈱龍河洞みらい」が設立 
    ものべみらいが、公益財団法人龍河洞保存会と共に龍河洞エリア全体の活性化を推進する企画・マーケティング会社として「㈱龍河洞みらい」を設立。経営全般のコンサルティングを行いながら、集落、周辺商店と連携した事業を展開。
  • ものべみらいグループが、高知大学地域協働学部との間で、「地域協働実習機会の提供に関する協定書」を締結
    ものべみらいがグループと高知大学地域協働学部が相互に連携し、「地域協働」の視点に立って、大学生に実習機会を提供し、高知県の将来を担う「地域経営人材」の育成を行う。
  • 「㈱ヤ・シィ」を投資開始
    ㈱ヤ・シィに投融資実行
    ものべみらいが、香南市に所在する「高知県立手結港海岸緑地公園」と隣接する「道の駅やす」(以下総称して「ヤ・シィパーク」)を指定管理者として運営する㈱ヤ・シィに投融資実行。海辺レストラン「マナマナ」の直営事業及び新鮮なフルーツを活用したアイスバー等の商品加工・販売事業を核とし、高知県・物部川地域のファミリー層向け観光拠点の一つとして、ヤ・シィパークの更なる磨き上げを行っていく。
  • 農業生産者・民間企業との連携協定
    ものべみらいが農業生産者、民間事業者、香南市等と「『未来の地域農業モデル』構築に向けた包括的連携協定書」を締結
    ものべみらいが、生産者、高知県農業協同組合(「JA高知県」)、香南市、井上石灰工業㈱、地域経済活性化支援機構(REVIC)、四国銀行との間で、「『未来の地域農業モデル』構築に向けた包括的連携協定書」を締結。高知県・物部川地域での地域農業の担い手づくりと地域商社事業を開始。
  • 「物部川DMO協議会」が、一般社団法人化
  • ものべみらい代表取締役社長が、「(一社)物部川DMO協議会」の代表理事に就任
  • 「山北みらい」を設立
    「㈱山北みらい」が設立  
    ものべみらいが、生産者と、『未来の地域農業モデル』構築を進める新会社として「㈱山北みらい」を設立。新しい地域農業の取組がスタートした。
  • 新体制移行
    ファンドイグジットに向けた、地元経営体制への移行を実施。